広島遠征3軒目

朱華園と並ぶ老舗、つたふじ
尾道に来たらここで食べておかないと話になりません(ほんとか?
ここも行列が耐えないとのことですが
平日のアイドルタイムということもあり行列は回避
でも店内はほぼ満席です

着席して中華そばを注文すると大きさを聞かれたので
少食ですから並と答えました

ご高齢に見える店主さん
寡黙ですが手付きや眼差しは真剣
何十年と作り続けてきたんでしょうね
頭が下がります
もう一人、店主さんとは対象的な明るく元気な女性店員さん
若いのでお孫さんかしら?
それともただのバイト?
店の外まで聞こえそうなハッキリした声で気持ち良い
そんな2人を見ていたら着丼

丼の淵まで注がれたスープ
レンゲは無いようなので(未確認)
丼を持ち上げてそのまま一口
ウマっ!
アチっ!
かなり熱々で火傷寸前w
熱過ぎると味覚が麻痺しがちですが
背脂からの甘みと魚介の旨味がしっかり感じられます
しかも尾道ラーメンだからイリコだと思っていたのですが
こちらは鰹出汁とのブレンドっぽい
カエシも甘めのものを使っているのかな?

麺は細ストレートの中華麺
先に福山で食べた、乾麺のような平麺ではありません
これはこれでもちろん美味しい

具はチャーシュー、シナチク、青葱
チャーシューはややスカタイプですがこういうスープには合いますね
背脂は具ではないけどかなりプリプリで口の中で存在を主張します

美味しいなぁと思いながら食べていたら事件(?)が起きました

老夫婦が店に入ってきて着席し
「尾道ラーメンは無いんですか?」
と聞いたら、元気な女性店員さんが
「うちが出しているのは中華そばで尾道ラーメンじゃないんですよ~」

え、僕がいま食べているのは尾道ラーメンじゃないの!?
それだけでもビックリなのに
「そうですか、では結構です」
と老夫婦は店を出て行ってしまいました
え、帰っちゃうの!?
工エエェェ(´д`)ェェエエ工

おもわず
「そんな理由で帰っちゃう人がいるんですね」
と口にしてしまったw
そしたら
「結構いるんですよ~」
と女性店員さんはアッケラカンと答えましたwww

お会計のとき
「こんなに美味しいの食べずに帰るなんてもったいないですね」
と言ったら
「ありがとうございます~ぜひ広めてください!」
と明るく言われました
こんな誰も見ないようなブログで広まるのかどうかわからないけど…w

「尾道ラーメン」は後から呼ばれるようになっただけ
老舗店では元々「中華そば」として提供していたもの
その経緯をネット情報で知ってはいましたが
お客さんに「尾道ラーメンじゃない」と断言してしまえるところに本質があるのかもしれない

やはり地のラーメンはその地で食べてこそですね
改めて実感させられました

以上、レポっす

この後は広島駅へ向かおうとしたのですが、某店が営業していたのでそちらへ

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